2019/07/12

7月の園だより



7月の俳句
 <青きところ 白きところや 夏の海> 高浜 虚子


8月の俳句
 <荒海や 佐渡に横とう 天の川> 松尾 芭蕉


7月7日は七夕まつりです。この夏、星のきれいな所にお出かけの際は、お子さんと一緒に星空を見上げて、織姫と彦星の話しをしながら、宇宙に大いなる夢とロマンを馳せてみて下さい。




[織姫と彦星のお話し]

 昔々、布を作るのが上手な織姫という女の人と、牛の世話をする彦星(牽牛)という男の人が星の世界に住んでいました。その二人は出会い結婚しました。それからというもの二人は遊んでばかりいて、仕事をしようとしませんでした。すると神様が怒って、たくさんの星でできた『天の川』を挟んで二人を離ればなれにしてしまいました。会えなくなった二人は毎日さびしくて泣いてばかりいましたが、自分達が遊んでばかりいたから罰が当たったんだと反省し、また一生懸命に働くようになりました。
それを見た神様は「一年に一度だけ7月7日の夜、天の川に橋をかけてあげるから会ってもいいよ」と言ってくれました。
                     (参考:ひかりのくに社 本より)


<夕餉の話題>

 入園、進級して4ヶ月が経ちました。それそれの学年に応じて『One for all,all for one』の心が芽生え、育ってきたように思えます。さあ、いよいよ夏休みです。
この期間中も次の事を出来る範囲で頑張らせてみて下さい。


1)決まりを守り、正しく生活する。
2)うそをつかず、明るく過ごす。
3)家族に頼りすぎず自分でやってみる。
4)苦しさに負けず精一杯がんばる
5)自然や公共物を大切にする。
 
楽しさいっぱい!思い出いっぱい!の夏休みにして下さい。