2017/07/03

7月の園だより



文月 七夕飾り 朝顔 兜虫




7月7日は七夕祭りです。お子さんと一緒に夜空を見上げ宇宙に大いなる夢とロマンを馳せながら、牽牛星と織姫星の話をしてみて下さい。


 さて、7月11日(火)と12日(水)には年長さんの44回目のお泊り保育があります。親元から離れ先生やお友達との初めてのお泊りです。
 毎年、興奮の坩堝の中ではしゃぎっぱなしの子、寝ない子、泣く子、甘える子、熱を出す子、おねしょする子の続出です。お泊り保育を先生達は巣立ちの準備、自立の重要な第一歩と捉え、夜通し寝ずの保育にあたります。


<夕餉の話題>

 ある日の帰宅途中の出来事です。用を足したくなりお店のトイレを借りる事にしました。先客が居たので私はドアの外で待っていました。先客は年配の人でしたが用が済み、私の前を通り過ぎる時に「どうもすみませんでした」とひと言残し去っていきました。咄嗟に私も「どう致しまして!」と後ろ姿に声をかけました。
 『たったひと言が人の心を暖める』
その後私も用が済み、ドアを出るとそこにはスマート・フォンに視線を落とした若者がいたので私は先程の事を思い出し「お待たせしました!」とひと声かけました。その時の若者の表情は「この爺さん何言ってんの!」という感じで期待のひと言は返ってきませんでした。
 『期待するひと言が無いと人の心は沈む』ことを知りました。豊かな心を持つ子ども達にしたいと思います。