2019/11/01

11月の園だより



11月の俳句

<初霜に 負けて倒れし 菊の花> 正岡子規


 一般的に、10月はスポーツの秋、11月は文化の秋と言われます。
運動会で発揮したパワーを今度は作品展で発揮する番です。そこで子ども達がどんな個性を見せてくれるか楽しみにしています。
子どもに限らず人は皆、得意な事と不得意な事があります。そして不得意な事に注文をつけられるより、得意な事をほめられると快くなり、一層やる気が出て、成果をおさめます。
『ほめて育てる』ことの大切さを改めて感じます。


<夕餉の話題>


 日本の子どもは他国の子どもに比べて自信が無く自尊感情(自己肯定感)が低いという調査結果があります。愛情深く、優しく認め、良い所は大いにほめる事でこれらは育ちます。子ども達が次のような気持ちに満ちあふれた時に自信、自尊感情(自己肯定感)は育ちます。


●「自分は大切にされている!」という実感
●「ここにいていいんだ!」という安心感
●「挑戦したい!」という意欲
●「自分はできる!」という達成感
●「見守られている!」という信頼感
●「生まれてきて良かった!」という喜び
●「自分の人生を生きる!」という覚悟


(参考)「子どもが自信を失う言葉66」 学研