2021/06/01

6月の園だより

 今年は例年より早い梅雨入りとなり、木々の葉の緑の深さは一層増してきました。園では6月に内科、眼科、歯科の検診を行います。

子どもの健康状態を客観的に把握し、適切に対応することは、とても重要なことですので、健診結果を有効に活用して下さい。またこの時期は、高温多湿になり食物の腐敗や細菌による食中毒になりやすくなります。十分ご注意下さい。

<夕餉の話題>

子どもの心を弱くするのは簡単です。子どもの要求を全てかなえてやれば、子どもの心は確実に弱くなります。これは多くの教育学者が言っていることです。

何でも手に入り、何でも自分の言う通りになると思っていた子が、集団の中に入ってちょっとした壁にぶつかると「心が折れ」たり「ひねくれ」たり「投げやり」になったりします。その後、非行に走ったりもします。

幼少の頃から小さな壁にぶつかっては、それを乗り越え、少しづつ我慢することを覚える。

この積み重ねがやがて、その壁が大きく高くなっても自然に乗り越えることが出来る力になります。心が丈夫な子どもにするために、親はあえて小さな壁を作り、子どもに乗り越えさせてみることも大切な育児のように思います。