2016/12/01

12月の園だより

 陰暦で12月を「師走」と表わしますが、これはお坊さんがお経をあげるために走り回るという事から来たと言われています。
 各ご家庭でも今月は、大晦日まで多忙な毎日と拝察致します。
また、暮れには一家総出の念入りな掃除を計画されていることでしょう。
 その折にはお子さんに無理のない程度の役割りと時間を与えてやって下さい。そしてその役割りを果たした時は大いに誉めちぎって下さい。このことでお子さんは、認められた喜びを実感し、自信が持てるようになり、自己肯定感が生まれます。











人は他者からの言葉ひとつで自信が湧き、自分はかけがえのない存在であることを自覚します。一方では、言葉ひとつで自信を喪失し、自分は不安な存在であると思い込んでしまうことがあります。
 後者の場合は往々にして不幸な結果を招くことがあります。


子ども同士、子どもと大人、大人同士いずれの関係においても相手の人格を尊び認め、その上で励まし労う言葉のキャッチボールが大切と強く思います。