2018/01/10

1月の園だより



   睦月 初夢 福寿草 霜柱
  明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。
 正月は年神様を迎える行事です。年神様は、一年の初めにやって来て、これから始まる年の豊作物の豊作と家族の繁栄を守ってくれると信じられてきました。門松やしめ飾りを飾ったり、鏡もちを供えたりするのは、年神様が迷わず来ることが出来るようにするための目印のようです。


石川啄木の歌に『何となく 今年は良い事あるごとし 元旦の朝 晴れて風なし』というのがあります。これはこれからの一年に、幸せや充実した生活を期待して詠みました。
 皆様のご多幸をお祈り申し上げます。


<夕餉の話題>


 『三つ子の魂 百まで』という諺は、幼い時に身に付いた性格は一生変わらないという意味で使います。
 幼児期の心の土台づくりは、将来の子どもの人生に大きな影響を与えます。
 子育ての目指すところは、子どもが大人になった時に幸福な人生を歩むことができる力を授けることに尽きると思います。
 この力は自己肯定感を持ち、頑張って困難を乗り越えることにより身につきます。このために親はスキンシップをフル活用し、たっぷりの愛情を注ぐことがとても重要です。スキンシップ(抱きしめる・さわる・チュッをする等)により子どもは自分が包まれている感覚を皮膚を通じで身につけていきます。